経営ダッシュボードとは?

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経営ダッシュボードとは?

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経営ダッシュボード

いうまでもなく、企業の経営判断には正確さとスピーディさの両方が求められます。
これを手助けするツールとしてBIツールを導入し、データ可視化や分析に活用する企業も増えてきました。

ただ、どこまで意思決定に活かせているかというと、疑問符が付くところもあるのではないでしょうか?

そこで本コラムでは、BIツールを活用して作成できる「経営ダッシュボード」の意義と活用方法をご紹介します。

1.経営ダッシュボードとは?

経営ダッシュボードとは、企業内で生成・蓄積されるビッグデータの中から経営に必要な情報(データ)のみを抽出してわかりやすく可視化した画面のことです。

そもそもダッシュボードとは、自動車や飛行機の運転に必要なメーター類が集められた部分を指す言葉が転じ、データ活用において必要な情報を一画面にまとめてわかりやすく表示したものを指します。

ダッシュボードは、ユーザーの要求に応じて必要なデータを入れ替えて表示できますが、特に経営に特化したデータを集めたものが経営ダッシュボードです。
仕入情報や売上情報、生産管理情報など、経営判断を行う上で必要となるデータを集約し、いつでも一目で確認できるようにしてあります。


2.経営ダッシュボード活用のメリット

経営判断の正確さとスピードを向上してくれる経営ダッシュボードについて、活用のメリットをもう少し掘り下げて見てみましょう。

1. 経営情報を直観的に理解できる

ダッシュボードは、そのまま見たのでは分析や理解に時間のかかる数値の羅列であるデータをグラフなどでわかりやすく可視化し、一画面にまとめて表示したものです。

経営ダッシュボードには、経営判断に必要なデータを分かりやすく集約しているため、これを見れば一目で経営判断に必要な現状を大雑把に把握できます。

そのなかで、気になった部分についてのみ詳細データを掘り下げて確認していけば、経営状況を効率的に把握できるようになります。

2. リアルタイムな経営情報をいつでも確認できる

ダッシュボードでは、あらかじめ必要なデータと表示形式を指定しておけば最新データが自動的に取得・更新されるため、いつでもリアルタイムな経営情報を確認できます。

このため、定例会議などで報告されるレポートを待つのに比べると、経営の意思決定のスピードは格段に速まります。

3. KPIの追跡をリアルタイムに行える

前項でお伝えしたように、経営ダッシュボードでは経営情報がリアルタイムに反映されるため、経営における目標達成のために立てたKPIに対する進捗もリアルタイムに追跡することができます。

KPIから大きくズレている場合は、速やかに対策することで軌道修正に活かせます。


3.経営ダッシュボードの作り方

では、実際に経営ダッシュボードを作成するにはどうすれば良いのでしょうか。
以下で一般的な手順をご紹介いたします。

ダッシュボードの種類と経営ダッシュボード

BIツールなどで作成できるダッシュボードには、大きく「戦略型」「分析型」「運営型」の3種類があり、このうち経営ダッシュボードは「戦略型」で作成します。
戦略型のダッシュボードは、将来的な戦略を立てるのに役立つデータや指標を表示し、経営者が経営状況を一目で把握できるようにしたものです。

1. データのインポート

まずは、社内で生成・蓄積されているデータをインポートしましょう。ERPやExcelなどからダッシュボードツールやBIツールに取り込みます。

2. レイアウト設計

インポートしたデータを使って表示させるデータを選び、どこに何を表示させるのかレイアウト(配置)を設計します。
基本的には、重要度の高い指標ほど上部に、中央に表示させる並びにします。

3. グラフ・地図などの作成

データを表示させる形式を選び、実際に作成していきます。
グラフには、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどさまざま種類があり、それぞれに用途や特長が異なります。何を比較したいのかなど、データから読み取りたいことに合わせて最適なグラフの種類を選びましょう。配色なども見やすく変えていきます。

4. データを連動させる

最後に、データを連動させ利便性をアップします。
たとえば、地図と各支店での売上を連動させれば、エリアをクリックすると売上データを表示させることができるようになります。製品別の売上、営業担当者別の売上、顧客別の売上など、さらに細かく表示させたい場合はそれぞれ連動させていきます。


4.経営ダッシュボード活用の注意点

作成した経営ダッシュボードを活用する際には、いくつかの注意点があります。

1. 重要度、相関性・因果関係の高いKPIを設定する

経営目標のためのKPIを複数設定している企業では、表示させるKPIの取捨選択を行ってから経営ダッシュボードに設定する必要があります。もし重要度の低いKPIばかりを表示させてしまえば、正確でスピーディな意思決定を助けるために導入した経営ダッシュボードの効果がないばかりか、ツール導入や運用にかかった時間・費用コストは無駄になってしまいます。

経営ダッシュボードの導入を機に、注視すべきKPIの優先順位を見直すのも良いでしょう。

2. 表示させる情報を絞り込む

注視しているKPIの数が多い経営者の場合、すべてを経営ダッシュボードに盛り込んでしまうと情報が多すぎて、結局はスピーディで正確な意思決定のために役立たないものになってしまう恐れがあります。

表示させる情報は、できるだけ絞り込むことを念頭に置きながら活用してください。

3. 運用しながら経営ダッシュボードの改善を行う

経営ダッシュボードは、一度作成したらそれをずっと使い続けなければならないというものではありません。経営ダッシュボードに基づいた経営判断を行ったら、その結果を経営ダッシュボードにフィードバックし、試行錯誤しながら自社にとって最適な経営ダッシュボードに近づけていくことが大切です。


5.まとめ

正確で迅速な意思決定が必要不可欠な経営において、経営状況が一目で把握できる経営ダッシュボードがもたらす効果は大きいものがあります。

ただし、経営ダッシュボードを作ることや、できあがったダッシュボードを眺めることが目的にすり替わってしまわないように注意することも必要です。

上でご紹介したように、ダッシュボード作成の目的を押さえ運用するための人的リソースなども視野に入れた上で、ダッシュボードツールやBIツールの導入を検討してみてください。

 

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